YahooがGoogle検索エンジンの使用を決定

2010年9月25日

利用者は違和感無く使える

驚くほどに日本のメディアは静かだが、ヤフーがGoogleと提携して、これまでの自前の検索エンジンからGoogleの検索エンジンに切り替えると聞いて、個人的にはかなり驚いた。
以前、Bingに切り替わると言う発表があり、そのまま鵜呑みにしていたからだ。
※Bingに関してはMSが独禁法にからめて訴えを起す可能性があるようだ。

今回の提携内容を見れば、あぁナルホドという部分も多く、実際の使用にあたっては今までとほとんど同じ感覚で使えるようなので、その点については安心した。

IT系のメディアの報じる内容によると、従来のヤフーのインターフェイスはそのままで、純粋に検索エンジンをGoogleからレンタルしている状態になるらしい。

そうなれば、ヤフーを使ってきた人も、急に環境が変わることなく利用できるであろうから、ユーザーを無視した暴挙という訳ではないようだ。

アフィリエイトへの影響は

利用環境に大きな変化がないとすると、おそらく広告表示等も従来のイメージだろう。

そうであれば、PPC等の検索画面に表示される広告部分は、同じように表示されるであろうし、アフィリエイターの作業内容も大きな変化はないのではないかと予測できる。

Yahoo!頼りのサイトは御注意

どうしても想像の範囲になるが、アフィリエイトサイトのSEOに取り組んでいると、どうしてもGoogleからのアクセスが集まらず、Yahoo!からのアクセスがメインになるサイトが出来てしまうことがある。
原因は「神のみぞ知る」であるから、正しい対策というものは存在しないに等しいが、それでも今回のYahoo!の動向が直接的に影響するパターンにハマってアフィリエイトの収入が一気に失われてしまうのは、なんとも悔しい。

個人的には、手持ちのサイトへのアクセスは増えると思うので、あまり心配はしていないが、SEOをYahoo!対策だけで済ましていた人は、デメリットも出てくるだろう。
この件は、自分なりに検証できれば、記事にしたいと思う。

ちなみに、カゼヒキはYahoo!をほとんど使わないので、検索エンジンの利用に関してはまったく心配していない。