東北地方太平洋沖地震に寄せて

多くの被災された皆さんに、心から哀悼の意を表します。

今回の東日本大震災(略称)では、きっとほとんどの日本人の想定外の規模で、被害が出たと思います。

私もその一人で、日を追うごとに被災地の状況が伝えられる中、その規模と被害の大きさに、毎日驚かされていました。

地震大国日本の、地震で有名な県で生まれ育った私は、都心であの時刻を迎えました。

正直なところ、かなり大きいと思いましたが、震源に近いとは思えず、縦揺れの第二波が来て、その強さに震源近くの被害を心配しました。

かなり大規模な地震であると確信しましたが、仕事をしていたため、情報は得られず、夕方になって職場でも早期就業が決まったため、その後に情報収集を始めました。

ワンセグやネットを使って得られた情報は、まさしく「想定外」の規模で、当時は、津波や原発の情報も得られていなかったにもかかわらず、おそらく日本の歴史上、最大の地震被害になるだろうと予測しました。

残念なことに私の予測は殆ど当たってしまい、それ以上の大きな傷跡を残す結果となってしまいました。

天災は誰が悪いわけでもありませんが、非常に悔しい思いでいっぱいです。

被災された皆さんのために、私にも何か出来ないかと、日々、考えをめぐらしていますが、思いつくのはコンビニでおつりを募金する程度です。

それでも、微力なりに役に立ってほしいと、心から願っています。